副業の確定申告 完全手順【2026】freee・マネーフォワード・手書きを実画面で比較|会社員のためのやり方ガイド
「副業の確定申告、結局どれでやるのが一番ラクで安全なの?」——会社員の副業確定申告で迷うポイントは、実はソフト選びより入力の順番と住民税の出し方です。本記事では freee・マネーフォワードクラウド確定申告・手書き(国税庁 確定申告書等作成コーナー)の3パターンを、実際の入力ステップで比較しながら、提出までの最短ルートを解説します。
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結論:会社員の副業は「ソフト10分・住民税の選択30秒」で終わる
副業所得が年20万円超なら確定申告が必要です(住民税は20万円以下でも申告が必要)。会社員の場合、入力するのは①給与(源泉徴収票)②副業の収入と経費 の2ブロックだけ。最後に 住民税を「自分で納付」 にチェックすれば、本業の会社にバレるルートはほぼ塞げます。
3つのやり方を一覧比較
| 方法 | 料金 | 所要時間 | 難易度 | こんな人に |
|---|---|---|---|---|
| freee会計 | 年11,760円〜 | 初年30分 | ★☆☆ | 簿記知識ゼロ/質問形式で進めたい |
| マネーフォワードクラウド確定申告 | 年11,760円〜 | 初年40分 | ★★☆ | 銀行・カード連携を最大限使いたい |
| 国税庁 作成コーナー(無料) | 0円 | 60分 | ★★★ | 副業所得が少額/毎年やる気がある |
結論から言うと、初めての副業確定申告ならfreee、銀行・カード連携を活かして自動化したいならマネーフォワード、副業所得が年30万円以下で出費もほぼ無いなら無料の国税庁ツールで十分です。
事前に用意するもの(共通)
- 本業の源泉徴収票(PDFまたは紙)
- マイナンバーカード+スマホ(e-Tax用)
- 副業の収入が分かる資料(ASP管理画面・売上明細・振込通帳)
- 経費の領収書/クレカ明細(サーバー代・通信費・書籍など)
- 本業以外で天引きされた社会保険・iDeCo・ふるさと納税の控除証明
パターン①:freee会計でやる(最短ルート)
ステップ1:開業届なしでもOK・「申告書類の作成」へ
freeeにログイン → 左メニュー「確定申告」→「確定申告書類の作成」を選択。会社員の副業(雑所得 or 事業所得)であれば、ガイドに沿って質問に答えるだけで進みます。事業所得で申告するなら開業届の提出が前提になるので、20万〜数十万円規模の副業なら最初は雑所得が安全です。
ステップ2:源泉徴収票を転記(5分)
「給与の入力」画面で、源泉徴収票の支払金額・給与所得控除後の金額・所得控除の額・源泉徴収税額の4つを転記します。社会保険料・生命保険料控除も同画面で入力。
ステップ3:副業の収入と経費を入れる
「事業(または雑所得)の入力」で、副業の年間売上と経費をまとめて入力。クラウド連携していれば自動集計されます。経費に入れていいのは「副業のために直接かかった支出」だけ。家賃・電気代を按分する場合は、業務使用割合のメモを残しておきましょう。
ステップ4:住民税を「自分で納付」にする(最重要・30秒)
「住民税・その他」画面で、「住民税の徴収方法」→「自分で納付(普通徴収)」に必ずチェック。ここを「給与から差引き」のままにすると、副業分の住民税が本業の会社に通知され、額の差で副業がバレます。詳細はこちらの記事で完全解説しています。
ステップ5:e-Taxで送信
マイナンバーカードをスマホで読み取って電子署名 → 送信。受信通知が届いたら完了です。納付がある場合は「振替納税」にしておくと払い忘れを防げます。
パターン②:マネーフォワードクラウド確定申告
銀行・クレカ・ASP・楽天などの連携先の数が業界最多。副業の取引数が多い人ほど自動仕訳の恩恵が大きいです。流れはfreeeとほぼ同じで、最後に「住民税に関する事項」で 「自分で納付」 を選ぶのを忘れずに。
- 強み:仕訳の自動化・他のMFサービスと連携
- 弱み:簿記用語が多めで初年は質問形式のfreeeより詰まりやすい
- 向いてる人:副業の取引が月20件以上/本業でも経理経験がある
パターン③:国税庁「確定申告書等作成コーナー」(無料)
料金0円。給与+雑所得だけのシンプル副業ならこれで十分です。
- 国税庁「確定申告書等作成コーナー」へアクセス
- 「作成開始」→ 提出方法は「e-Tax(マイナンバー方式)」
- 「給与・年金の方」または「左記以外の所得のある方」を選択
- 源泉徴収票を転記
- 「雑(その他)」に副業の収入金額・必要経費を入力
- 第二表「住民税に関する事項」で「自分で納付」を選択
- マイナポータル連携で送信
注意点:取引データの自動取込は無いので、Excel等で年間集計してから入力する前提です。
よくある詰まりポイントTOP5
- 雑所得 vs 事業所得の判定:300万円以下かつ帳簿なしは原則「雑」に。青色65万控除狙いなら帳簿+開業届が必要。
- 経費の按分:自宅家賃は使用面積比、通信費は業務時間比でメモを残す。
- 源泉徴収されている副業(ライター・ココナラの一部等):源泉徴収税額を必ず入力=還付になるケース多数。
- 仮想通貨・ポイ活:それぞれ雑所得(総合課税 or 申告分離)。集計を忘れがち。
- 住民税の選択漏れ:これが一番ヤバい。提出前に必ずプレビューで第二表をチェック。
提出後にやること
- 申告書PDF・送信票・受信通知を1フォルダに保存(7年保管)
- 納付がある場合は、納付期限(例年3月15日)までに振替/カード/コンビニで納付
- 5月〜6月に届く住民税決定通知書で「普通徴収」になっているかを必ず確認
FAQ
よくある質問
副業所得が20万円以下なら本当に申告不要?
所得税の確定申告は不要ですが、住民税の申告は必要です。市区町村の窓口またはeLTAXで申告してください。「20万円ルール」は所得税のみの話です。
freeeとマネーフォワード、どちらが安いですか?
個人向けプランはほぼ同価格帯(年11,000〜13,000円台)。初年度キャンペーンが頻繁にあるので、申告期に公式サイトの最新料金を確認するのが確実です。
開業届を出していなくても事業所得で申告できますか?
形式上は可能ですが、税務調査で「雑所得」に否認されるリスクがあります。継続性・営利性・帳簿の有無を満たし、開業届を出してから事業所得にするのが安全です。
経費はどこまで認められますか?
「副業のために直接必要な支出」が原則。サーバー代・ドメイン代・参考書・取材交通費などは全額、家賃・通信費・電気代は業務使用割合で按分します。
副業がマイナス(赤字)の時はどうすれば?
雑所得の赤字は給与と損益通算できません。事業所得として認められれば損益通算+青色なら3年繰越が可能です。事業性の判定がカギ。
まとめ:迷ったらfreee+普通徴収で決まり
会社員の副業確定申告は、ソフトで30分・住民税の選択で30秒。難しいのは仕組みではなく「やる前のハードル」だけです。次は実際のバレ対策の全体像を、こちらの記事で確認しておきましょう。
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