Creema(クリーマ)の手数料は何パーセント?成約手数料10.67%・送料込み対象の手取り計算【2026年公式準拠】
この記事は 2026年8月22日 に最終更新されました
Creema(クリーマ)で作品を売ると、手数料でいくら引かれるのか。答えは「決済総額の10.67%(税込)」+振込時に200円または275円です。
注意したいのは、2025年11月5日の改定で「11%(作品価格のみ)」から「10.67%(送料込みの決済総額)」に変わったこと。数字だけ見ると値下げに見えますが、計算すると送料が作品価格の約3%を超える取引では実質値上げです。この記事では、Creemaの手数料の正確な仕組み、価格別の手取り早見表、改定の実質的な影響まで、公式情報準拠で数字だけで整理します。
※本記事の手数料情報は2026年8月時点のCreema公式情報(2025年11月改定告知含む)に基づいています。最新の正確な料率・規約はCreema公式サイトのヘルプを必ずご確認ください。手数料は予告なく改定される場合があります。
Creemaの手数料は何パーセント?成約手数料10.67%+振込200円/275円【2026年公式】
Creemaの出品者が負担する手数料は次の通りです。登録料・月額利用料・出品料はかかりません。
| 手数料の種類 | 金額・料率 | 備考 |
|---|---|---|
| 成約手数料(通常作品・素材) | 10.67%(税込)※税抜9.7% | 決済総額(作品+オプション+ラッピング+送料)に対して |
| 成約手数料(フードカテゴリ) | 15.4%(税込) | 従来から送料込みの体系 |
| 振込手数料(3万円未満) | 200円 | 2025年11月27日の振込分から。全銀行同額 |
| 振込手数料(3万円以上) | 275円 | 同上 |
| スピード振込(任意) | 3.56%(税込) | 通常より早く受け取りたい場合のみ |
ポイントは3つです。
- 手数料の対象は「決済総額」=作品価格+オプション+ラッピング+送料。送料にも10.67%がかかります
- 以前あったPayPay銀行の振込手数料優遇(55円)は廃止され、全銀行同額になりました
- 売上の受け取りは「振込申請制」。申請しないと振り込まれません(minneの自動振込と違う点)
計算式と具体例|作品3,000円+送料500円ならいくら引かれる?
成約手数料 =(作品価格+オプション+ラッピング+送料)× 10.67%
| 作品価格 | 3,000円 |
| 送料 | 500円 |
| 決済総額(手数料の対象) | 3,500円 |
| 成約手数料(3,500円 × 10.67%) | 約373円 |
| 売上金として残る額 | 約3,127円 |
| 送料の実費(発送で出ていくお金) | −500円 |
| 実質の手残り | 約2,627円 |
「作品3,000円が売れた」つもりでも、実際に残るのは約2,627円。送料実費とは別に、送料の分にも手数料がかかる構造は、値付けの段階で織り込んでおく必要があります。
Creemaの手取り早見表|500円〜10万円販売時の実額シミュレーション
決済総額(作品+オプション+ラッピング+送料)ごとの手数料と残額の早見表です。料率10.67%で計算しています(端数処理により実際の金額と数円前後する場合があります)。
| 決済総額 | 成約手数料(10.67%) | 売上金として残る額 |
|---|---|---|
| 500円 | 53円 | 447円 |
| 1,000円 | 106円 | 894円 |
| 3,000円 | 320円 | 2,680円 |
| 5,000円 | 533円 | 4,467円 |
| 10,000円 | 1,067円 | 8,933円 |
| 30,000円 | 3,201円 | 26,799円 |
| 50,000円 | 5,335円 | 44,665円 |
| 100,000円 | 10,670円 | 89,330円 |
ここからさらに、振込申請時に200円(3万円未満)または275円(3万円以上)が引かれます。手元に残るお金は「売上金 − 送料実費 − 材料費」で考えましょう。
2025年11月改定は実質値上げ?→送料が作品価格の約3%を超えると負担増【検証】
「11% → 10.67%」だけ見ると値下げですが、手数料の対象が「作品価格のみ」から「送料込みの決済総額」に広がったため、実際の負担は取引によって増えることがあります。新旧を比較してみます。
| 取引例 | 旧制度(11%・作品のみ) | 新制度(10.67%・送料込み) | 差額 |
|---|---|---|---|
| 作品3,000円+送料200円 | 330円 | 341円 | +11円 |
| 作品3,000円+送料600円 | 330円 | 384円 | +54円 |
| 作品10,000円+送料800円 | 1,100円 | 1,152円 | +52円 |
| 作品10,000円+送料100円 | 1,100円 | 1,077円 | −23円 |
損益分岐を計算すると、「送料が作品価格の約3.1%を超える取引」では実質値上げになります。作品3,000円なら送料92円超、作品10,000円なら送料309円超で負担増——つまり、普通に宅配便やクリックポストで発送するほとんどの取引で、改定後のほうが手数料は増えています。
責める話ではなく、これが現在のルールです。大事なのは「値下げされた」と思い込まず、送料込みで手数料を計算し直して値付けを見直すことです。
振込手数料と入金サイクル|申請制・翌月末払い・まとめて申請が基本
- 受け取り方式:振込申請制(申請しないと振り込まれない)
- 入金タイミング:申請した月の月末までに確定した売上が、翌月末に振込
- 振込手数料:3万円未満200円/3万円以上275円(全銀行同額)
- 急ぎの場合:スピード振込(3.56%税込)もあるが、割高なので原則使わない
申請制の利点は、振込回数を自分でコントロールできること。売上を数ヶ月分まとめて申請すれば、振込手数料の回数を減らせます。3万円の売上を毎月1万円ずつ3回受け取ると600円、まとめて1回なら275円。年間で見ると数千円の差になります。ただし売上金の繰越には期限・上限のルールがあるので、貯めすぎず定期的に公式ヘルプの条件を確認しながら申請しましょう。
スピード振込3.56%は、10万円の受け取りで3,560円。通常振込の275円と比べると10倍以上のコストです。「今月ピンチだから」を常態化させないのが数字で見た結論です。
手残りを増やす4つの工夫|値付け・送料設計・振込・記帳
① 値付けは「手取りから逆算」する
「この作品で2,700円は残したい」なら、希望手取り ÷ 0.8933 ≒ 必要販売価格で逆算します。2,700円残したければ約3,023円、つまり3,100円前後の値付けが必要です。
② 送料を下げると手数料も下がる
改定後は送料も手数料対象なので、送料を100円下げると手数料も約11円下がります。梱包サイズの一段ダウンや発送方法の見直しは、改定前より効果が大きくなりました。
③ 振込はまとめて申請する
前述の通り、申請制を活かして振込回数を減らすのがCreema特有の節約術です。月商が小さいうちほど、200円の固定費は率として重くなります。
④ 成約手数料・振込手数料は経費として記帳する
確定申告では、売上は「決済総額」で計上し、成約手数料・振込手数料は支払手数料などの経費として分けて記帳するのが基本です。
minne・iichiとの手数料比較|Creemaはどんな人に向くか
| Creema | minne | iichi | |
|---|---|---|---|
| 販売(成約)手数料 | 10.67% | 10.659% | 20% |
| 送料への手数料 | かかる | かかる | かからない |
| 振込手数料 | 200円/275円 | 220円(一律) | 160円(一律) |
| 受け取り方式 | 申請制(まとめ受取可) | 自動(月末締め翌月末) | 自動(翌月20日) |
| 月額・出品料 | 0円 | 0円 | 0円 |
Creemaとminneの料率はほぼ同水準(10.67% vs 10.659%)。手数料で選ぶ意味はほとんどなく、客層と受け取り方式で選ぶのが正解です。Creemaは振込申請制なので、手数料をコントロールしたい人・売上をまとめて管理したい人に向いています。逆に「何も考えず自動で受け取りたい」ならminne(minneの手数料記事)が楽です。
まとめ|Creemaの手数料は「10.67%+振込200円/275円」。改定後は送料込みで計算し直す
- 成約手数料は決済総額(作品+オプション+ラッピング+送料)の10.67%(フードは15.4%)
- 2025年11月改定は送料が作品価格の約3%を超える取引で実質値上げ。値付けの見直しが必要
- 1万円の決済なら手数料1,067円で残りは8,933円。さらに送料実費と材料費が出ていく
- 振込は申請制で200円/275円。まとめて申請すれば回数分の手数料を節約できる
- スピード振込3.56%は通常振込の10倍以上のコスト。常用しない
手数料のルールは変わります。変わったときに「なんとなく損した気がする」で終わらせず、自分の平均送料で計算し直せる人が、手残りを守れます。ハンドメイド副業全体を数字で判断したい人は、ハンドメイド販売の手数料比較・完全ガイドもあわせてどうぞ。
よくある質問
Creemaの成約手数料は何パーセントですか?
10.67%(税込・税抜9.7%)です。作品価格だけでなく「作品+オプション+ラッピング+送料」の決済総額に対してかかります。フードカテゴリは15.4%(税込)です。
2025年11月の改定で何が変わりましたか?
料率が11%→10.67%に下がった代わりに、手数料の対象が「作品価格のみ」から「送料込みの決済総額」に広がりました(2025年11月5日の注文から)。振込手数料も2025年11月27日から3万円未満200円に変わり、PayPay銀行の優遇(55円)は廃止されました。
改定は値上げですか?値下げですか?
送料が作品価格の約3.1%を超える取引では実質値上げです。作品3,000円なら送料92円超で負担増になるため、宅配便やクリックポストで発送する大半の取引では改定後のほうが手数料は増えています。
手数料は送料にもかかりますか?
かかります。作品3,000円+送料500円なら、決済総額3,500円×10.67%=約373円が成約手数料です。
1万円売れたら手取りはいくらですか?
決済総額1万円なら成約手数料は約1,067円で、売上金として残るのは約8,933円です。ここから送料実費・材料費が出ていき、振込申請時に200円(3万円未満)または275円(3万円以上)が引かれます。
振込手数料はいくらですか?
振込金額3万円未満は200円、3万円以上は275円です(2025年11月27日の振込分から・全銀行同額)。
売上はいつ振り込まれますか?
振込申請制です。申請した月の月末までに確定した売上が、翌月末に登録口座へ振り込まれます。申請しない分は繰り越してまとめて受け取れます(繰越条件は公式ヘルプで確認を)。
スピード振込とは何ですか?
通常の翌月末振込を待たずに早く受け取れる仕組みで、手数料は3.56%(税込)です。10万円で3,560円と通常振込の10倍以上かかるため、常用は避けるべきです。
minneとどちらが手数料が安いですか?
ほぼ同水準です(Creema 10.67%・minne 10.659%、どちらも送料込みが対象)。手数料では差がつかないので、客層と受け取り方式(Creemaは申請制でまとめ受取可、minneは自動振込)で選ぶのが現実的です。
成約手数料は確定申告で経費になりますか?
なります。売上は決済総額で計上し、成約手数料・振込手数料は支払手数料などの経費として分けて記帳するのが基本です。
参考・公式情報(出典)
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